2021.5.18

小学校にも慣れ始めた次女。

しかし学校生活に疲れるようで以前のように放課後に遊べるトワイライトには行かなくなってしまった。

すると一週間のほとんどの帰宅時間は14時半頃。水曜に至っては13時半には帰ってくる。


私のバイトのシフトは幼稚園時代よりも入りづらくなり、時間も短くなり、優しい職場ながら周囲の視線に落胆の色があることを私も感じている。

頑張ってシフト表を書いても、私の短い勤務希望は扱いづらいようで希望通りには入れてもらえない。

 

はー。

新しい仕事を見つけよう。

結婚、出産、子どもの成長によって何度目の職探し。

いつまで経っても固定の仕事が見つけられない自分に不甲斐なさも感じるこの時間も何度目だろう。

私が本当にしたいことはまだできていない。

 

5月はお金がかかる。

税金関係や4月に買い揃えた新生活グッズのカード支払いも一気にやってくる。

あとは年払いにしている生命保険、子どもたちの習い事の入会金や準備金。学習机もこの時期に被せて2つ買ってしまった。

 

あれこれと目先の支出ばかりに気を取られてバランス感覚を失ったので、念のため計算したら今月は驚くほどの赤字で急に胃が痛くなった。

 

私の計算では10日の段階で使えるお金は残り6000円だった。

給料日は27日。絶望。うそでしょ。

 

お金はないがバイトも入れないので、節約の名目で家に引きこもってばかりいる。


子どもたちが登校した後はすぐにテレビをつけて「久保ミネヒャダ」を流しながら朝食。

NetflixやFODで見逃してきたドラマを探しては視聴。お気に入りのドラマに至っては2周、3周も見続けている。


今回の引きこもり生活は去年の自粛期間と違って子どもたちは学校に行けているので、より自分の自由度が高く油断をするとどこまでも堕落してしまいそうだ。

けれど「節約」という名目が自分のためにもストッパーの役割を果たしているようで、思ったよりも堕落せず部屋の掃除にも力が入るし眠くもならない。


庭の畑や、3年前からゆるゆると始めていた日進の畑にもようやく向き合えてきている。

向き合ったら向き合ったで溺愛してしまい、支柱と苗を麻紐で結ぶだけのために連日車を走らせることもある。

雨上がりの日は、きっと崩れているだろう畝を整えたくでしかたがない。


日進は少し遠いので、もっと近かったらいいのにとは思うけど、朝8時過ぎから畑に行けるので帰って来てもまだ午前中ですごく充実感やお得感もあり、今のところ通うのは苦ではない。

雨が降ると頭の中ではグングンとツルを伸ばす作物がアニメーションのように浮かぶ。


畝も念願のリレープランを試す形を採用して、実験的で楽しい。


枝豆とオクラとスイカは玉ねぎとリレー。

トマトと落花生はキャベツとリレー。

ピーマン、いんげん、パプリカは白菜とリレー。

イチゴはにんにくとリレー。


あとはサツマイモの苗付け、秋になればネギ→じゃがいものリレーが待っている。


頭の中で畝のプランを構築する時、自分で決めたやり方をやり通す性格が自分にもまだ残っていたのだと気づく。


以前の私はその性質が邪魔できらいで、より柔軟な方向へ自分を引っ張ってきたのに。

 


自分の心地よいやり方を畑の中では自由にやれている。


日進の畑は友人2人と共同でやっているのだけれど、2人とも別の場所にも個人で畑を借りているので、私のやり方に対しても寛容でいてくれてありがたい。


あとはこのやり方で畑を愛でて収穫できたら最高だよなあ。