2020.8.11

今日は早起き。

幼稚園の友人親子3組とブルーベリー狩りなのだ。

どこにも行けない今年の夏休みで唯一のお出かけの約束。楽しみ。

先週はお腹を下していた友人の子どもの調子も良くなり参加できるとのこと。

よかったよかった。

この前成功した私史上もっとも美味しくできた焼きたらこおにぎり(海苔付き)と昨晩のおかずの枝豆、いんげん胡麻和え、トマトを詰めて9時には出発。

 

地図が示したブルーベリー農園の場所は義母の実家のある佐布里のすぐそば。

通り慣れた道を快適に進んで、思っていたよりも早く到着。

のどかな田園風景の中にある丘の上に農園はあった。

隣は県立高校のグラウンド。

夏休みの猛暑の中、野球部員たちが掛け声を上げながらランニングをしている。

最近はそんな若者たちの青春のBGMにも癒される。

私もおばさんになったものだ。

 

もともと幼稚園の隣にある寺の朝市にいる方が営むブルーベリー農園とは聞いていたが、着いて納得。

私が出店するときに何度か隣でご一緒したり、すれ違えば気さくに声をかけてくれる朝市で出会った数少ない私が人見知りせずに心を開けれる婦人が出迎えてくれた。

「あ、分かるわ〜」と私を一目見て笑顔で言う。嬉しい。

ご主人が会社を退職されてから夫婦で始めたというブルーベリー農園には30種ものブルーベリーが並び、経営者の布野さんご夫婦の愛情がいたるところに溢れていると一目で分かる。

今年の長雨で不作だということでブルーベリー狩りは時間制限20分。

布野おじさんの案内のもと、子供たち5人と大人3人が木から木へと食べ比べ。

小さい実でも口に入れた途端弾ける瑞々しさがあって美味しい!

でも私の好みは大ぶりめの実だな。

オクラッカニと書かれた品種のものが大ぶりサイズなのにジューシーで甘く、実も可愛くて気に入った。

 

しかし暑かった!

汗がとめどなく流れ続ける酷暑日

制限時間があって逆に助かった!

 

ブルーベリー狩りの後は子供たちの水浴び用にプールやホースを解放してくれたり、花畑のラビリンスを駆けたり、スラックラインを楽しんだり。

スラックラインは長女がすごく上手だった!びっくり)

 

8年前に植えたというどんぐりで囲われた木漏れ日の中で昼ごはん。

 

私と友人はブルーベリーの苗を2つずつ頂いた。

初心者にも育てやすく大ぶりの実がなるという「ノビレス」という品種と甘い実がたくさんなるという「ホームベル」。

 

ブルーベリーを育てる上で大切なポイントも教わってきた。

 

まずはとにかく水がたくさん必要なこと。

土は酸性をキープ。

鹿沼土、木のチップなどを混ぜたものを土壌にして水分を取りつつも水が滞りすぎない環境を作る。

 

なんとなく、ブルーベリーの苗にはオスとメスが必要みたいなざっくりな認識をしていたが、今日のお話を聞くとそれともちょっと違うようだった。

違う品種同士を隣り合わせて2苗植える。

受精はハチやアリ任せでOK。

 

面白いな〜

 

あと、敷地内に日本ミツバチの巣箱もあった。

可愛い可愛いミツバチ。丸くて働き者。

贅沢にも巣蜜も食べさせていただき、ミツバチたちの生態についての楽しいお話も聞いたり。

 

全て手作りした空間で出迎えてくれる布野さんご夫婦の人柄でできているような暖かな場所だった。

 

軒下にあった気仙沼の漁師さんが編んだハンモックの安定感が最高だったな〜

欲しいな〜

ハンモックが苦手な長女も欲しいと言っていた!

欲しいな〜

 

久しぶりに気楽な仲間とたくさんおしゃべりして、前々から朝市では顔見知りだった布野さんともお近づきになれてとても楽しく心地の良い時間だった。

 

さっそくまた行きたい。

 

今シーズンはもう終わりだろうから、来年にまた。