2020.4.6
新学期がどうなるか分からないままの4月。 声をかけてくれた友人との約束もキャンセルしてひたすらに自粛の日々。
ツイッターやネット情報を見ては不安でいっぱいになる。
近所でもコロナ感染者が出ている。
名古屋市の感染者ハザードマップでは私の住んで いる区は真っ赤な危険地域になっている。
パート先の飲食店は春休みと休校を理由に休みをもらっているが、正直パートに行くことも恐怖になっていたから休みをもらえてホッとしている。
ここにきて、自分の選択一つ一つが自分だけでなく子供や家族の安全な日々に直結しているということに気づく。
私が今日パートに行ったら、あそこのスーパーに行ったら、少しの空腹のために立ち寄ったこのコンビニでもしコロナをもらってしまったらどうしよう。
良かれと思って使っていたエコバッグも菌が付着して危険だという記事を読んでから、帰宅後にエコバッグどころか全ての衣類を洗ってしまう。
どんどんと自分が神経質になっていく。 自分ではなくなっていく。
スーパーですれ違う人々は皆、マスクで顔全体を覆っているにも関わらず、その下には鋭い緊張感と不安を押し殺した表情をしているのがよくわかる。
ギスギスとした距離感。
悪い映画でも観ているようだ。
誰かにこの気持ちを伝えたところで、今の状態では考え方はそれぞれだから誤解も生みかねない。
声に出さない方が賢明なのだと思う。
いやな世の中だ。